欅と真鍮の表札
昨日は住宅の新築計画の打合せで、候補地の雑木林の中をウロウロしたり、間取り等のヒアリングしたりで、結局5時間半も打合せしてました。
普段は大阪に住んでらっしゃる依頼主で、直接お会いするのは久しぶり。
奥様が軽く引いている隣で、建築好きのご主人とかなりマニアックな内容で盛り上がり、話が脱線しっぱなしで、長時間の打合せになってしまいました。
そこで、表札の話題(まだヒアリングの段階なのに)になり、別の住宅で今制作中の表札をブログにアップし忘れていたことを思い出しました。
ま、いつもの事ですが。
今回は欅を使った表札です。
施主に何度も催促されながら、ダラダラと仕事の合間に考えてました。
(コレも仕事といえば仕事ですが、表札に関しては、個人的には趣味の延長でやってる感じです。)
制作はいつもお世話になっているTRUNKの鉄職人 矢原さん。
施主ご家族や、住宅のイメージから、欅板にも少し角のとれた感じにして、文字も真鍮としました。
欅の板のどの部分を使うか検討中。
何枚も取替えてもらって、やっと気に入った木目のものが見つかりました。
めげずにお付き合いしてくれた矢原さんに感謝です。
切り出したばかりの真鍮文字をのせてバランスを確認。
この真鍮のカッティングが鉄やステンレスと比べて結構高額なので、気軽に採用できないのが残念です。
制作費はちょっと高くなってしまったけど、施主も納得してもらえる表札になると思います。
出来上がりが楽しみです。