含水率のはなし。

A-hutteの材料検査に行って来ました。

うーん。少し含水率高めです。
住宅みたいにデリケートな建物じゃないから全然問題ないレベルなんだけど、なんとなくいつもの感覚で見てしまうと気になってしまう…。
これからどんどん湿度も下がってくるし、幸い大工さんの手刻みの物件なので建方までにはまだ期間がある(プレカット(機械加工)だと加工が早いので 材料検査から建方までが短いんです)
それまでには材も十分乾燥してると思うのでまた再確認してみよう。


ちなみに。
自然乾燥材だと表面含水率25~30%、機械乾燥だと15~20%程度です。
自然乾燥材の方が含水率が高いので、反りやワレ等が発生しやすくなるんです。
でも急速に乾燥させない分、機械乾燥材に比べて材に無理がかからないので 年輪の詰まった良材を使いやすい。(年輪が詰まってる方がワレやすい。それだけ材に力があるってことなんですけど)

かなり端折った簡単説明なので結構強引なところもありますが、まぁそんな感じです!!
どちらを使ってもいいんですが、それぞれメリット・デメリットがあり、チェックのポイントや留意点も変わってくるので、それらを正しく理解して監理していくことが大切だと思ってます。

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