敦賀のお菓子屋さん「agaru」
春頃から工事をしていた店舗兼住宅のリノベーション。
ようやく引渡しとなりました。(と言いながら、まだチョコチョコと残工事があるのですが)
敦賀市桜町に11月3日、文化の日にオープンするお菓子屋さん「agaru」です。
店名の「agaru(あがる)」には、
おいしいお菓子が焼きあがる、召し上がる、靴を脱いで部屋にあがる・・・など、
日々の中で、気分があがるひと時を過ごしてもらいたい
という思いが込められています。
オーナーの大谷亮子さんも、開業して30年近くになる方ですが、常に上を目指して頑張っている方です。
あと、とても笑顔がチャーミングで、タイトな工事現場の中でも和ませて頂きました。
家具等が入ったら、写真と もうちょっと詳しい店舗情報載せますが、今回はまたしても部分的な写真です。
ファサードにあるサイン。
ベースの金属はコルテン鋼です。今は銀色ですが すぐに錆びてきます。
数年で落ち着いた赤黒い層を形成して、それ以上はサビが侵食しにくい特殊鋼です。
コトリ。
急遽、大谷さんの無茶振りに答えて作りました。
製作者のTRUNK矢原さんの提案で、角を面取り。
肉厚な塗装と相まって、ツルツルポッテリとした陶器のような質感になりました。
この子はあまり目立たない所にいます。
ポーチ土間。
天然石のヘリンボーン貼り。
入口ドア。
杉赤柾をリブ加工してみました。大谷さんもとても気に入ってくださいました。
取手はよく使う南部鉄の取手。
ポスト。
フラップだけウォールナット。
店舗内の壁面タイル。
大谷さんが作る、おいしいガレットをイメージして選びました。
タイルも美味しそうです(笑)
お菓子屋さんになぜに ぬか漬けの本。
奥には桜並木が見えます。
メインカウンター。
オリーブ突板、素焼のモザイクタイル、真鍮、ガラス。
多様な素材で出来てますが、ちゃんと纏まってると思います。たぶん。
ではでは、オープンまでもう暫くお待ち下さい。