福井県独自の省エネ基準が誕生しました!

都道府県単位では山形県、東京都、鳥取県についで4番目となる県独自の省エネ基準が発表されました。
基準策定にあたっては僕も県担当者にアドバイスや意見のやり取りをさせて頂きました。
ある程度勉強されている実務者は理解していると思いますが、省エネ住宅を造るに当たって福井県の特徴と言えば…
①冬季の日射が少ない。同地域帯(5~6地域)の中では冬季温度が低い。
②冬季の湿度が(相対的に)高い。
が主なところだと思います。
これらをどう設計施工に活かすかは設計者の腕の見せ所になります。(省エネの主な指標UA値が同じでもこれらをどう読み解くかでかなり室内環境が変わる)
今回の独自基準はこれらの福井の特徴に、完全とはいかなくてもある程度コミットした基準となっていて、個人的には大変良い事例ではないかと思っています。(完全にコミットさせるには設計者の技能が今より三段階はアップしないとついてこれない感じなので、そこは致し方ないかと感じてます)



で、先日その発表会というかシンポジウムが開かれまして、そこで実例紹介をして欲しいとの依頼があり、少しお話させて頂きました。
近畿大学副学長の岩前教授の講演をはじめ、省エネに取り組んでいる県内の工務店の取組み紹介などがあり、僕は設計実務者という立場で、高性能住宅を造るに当たってのポイントや注意点などをなるべく具体的にお話させて頂きました。

個人的には県と言うある程度広範囲を管轄する自治体で、かつ地域特性を踏まえた基準が誕生したことはとても喜ばしいことだと思います。
これを機により省エネが進んで、それが当たり前の社会になると良いなと思ってます。

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