空調講座の修了発表会

去年末から受講していた、「一般社団法人ミライの住宅」主催の空調講座も先日最終回を迎えました。

最終回は各自が実際に設計している(または想定している)住宅を元に空調計画を立案しプレゼンテーションを行います。
合否があるので及第点に達しなければ不合格となり、次回講座の割引券が頂ける有難い仕様です(^^;

場所は大阪市中央公会堂。
ネオルネッサンス様式の歴史的建築物で100年以上の歴史があります。


時間前に到着して館内ウロウロしてました。
発表会場は特別室。天井画は和洋色々見ましたが、このようなルネッサンス様式で、描かれているのが日本の神話と言うのは初めて見ました。
ステンドグラスを通した陽光も相まって神々しい雰囲気です。


最初は会場の雰囲気に圧倒されてましたが、いざ発表が始まると皆集中していて緊張感がある中での進行。
目標となる室内環境を設定して、それを実現するには空調設備、ガラリ、給気、断熱、開口はどれが最適解か?
その時、メインのLDKはともかく離れた個室の環境はどうなるか…。
皆さん、建物規模や家族構成、求められる要望などが全く違っており、それを実現するための方法も熱交換換気だったり三種換気だったり、空調機器も床下エアコンあり、壁掛エアコンあり、温水パイプありと多岐に渡っていてとても聞きごたえのある内容ばかりで「視座の違い」という一点においてもとても勉強になりました。


今回僕は「空調設計賞」を頂きました。
細かいこと省きますが「皆さんのお手本となるような空調設計です」と評価して頂けました。
気持ち悪いくらいニッコニコです。
普段あまりこんな事はないのですが、講師の森さん、林さんはもちろん、苦楽を共にした13期生の皆に祝福してもらえたのは本当に嬉しかったです。


今回はなんと全員合格でした!
講師陣も「今回は非常にハイレベル」と評していましたが、これは同期の皆が自主的にやり取りをしたり自主練習会を開いたりして、お互いの苦手分野を克服しようという意欲と絆の結果だと思います。
とても同期の絆が強く、お陰様で引きこもり体質の僕も大変助けられました。

この同期はこれからも繋がっていく、自分の人生の宝のようなものだと思っています。
同期の皆、本当にありがとう!
これを少しでも施主に還元できるように、早速実践して行っています。

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