吹抜けのカーテン

先日、吉野の家のカーテン工事が行われた。
ちょっと気になっていた所だったので立ち会って来ました。
吉野の家はリビングが吹抜けになっていて、天井からカーテンが吊られるので、幅3.5m、高さ3.8mのかなり大きなカーテンになる。
DEMU事務所では、障子やスクリーン、ブラインドがメインで、実はカーテンはあまり設置しない。
demuが設計する住宅の雰囲気と言うか、やわらかい感じの空間を障子やスクリーンが程よく引締めてくれるからだ。
まぁ、それぞれ一長一短あるので絶対はないんだけど。

でも、今回は設計当初からカーテンで行くと決めてました!(勝手に)
先ほど一長一短があると書きましたが、カーテンの長所とは、ヒダに当たった光が乱反射して、すごくやわらかい光になるし、ヒダが風に揺らめいて見た目でも風を感じることができることだ。 …と、個人的には思っています。
障子等でも やわらかい光にはなるけれど、カーテンを通した光は独特のやさしい雰囲気を作り出す。
このカーテンの長所を最大限引き出すように、設計段階から検討してきたので、今回のカーテン設置工事はちょっと気になってたのです。


設置中。
大きなカーテンなので数人がかりでの取り付け。
ご苦労様です。
吉野の家のカーテンは光を生み出すための物なのでレース地のみでドレープ地はありません。
夜のプライバシー確保はプリーツスクリーンで対応します。(右半分だけ降ろされているヤツです)


で、取付け完了。
片付け中のバタバタしてる所で撮影したので、イマイチな写真でスミマセン。作業服とか見えてるのは気のせいです。
やっぱり、付ける前と後では全然違う。
カーテン自体もそうだけど、部屋全体がすごくやさしい雰囲気になりました。
カーテンを薦めたdemuとしては、イメージ通りに仕上がってホッとしてます。


外から見るとこんな感じ。
昼間は光が反射して中の様子はほとんどわかりません。

引渡しからしばらく経つが、地味に進化している吉野の家。
まだ残工事(施主工事)が残っているが、完成したら「建物の紹介」にアップします。(いつになるかdemuにも分からないけど…)

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