重立町の家 ほぼ竣工
外構植栽工事が未完ですが、重立町の家 ほぼ竣工しました。
本日は完了検査の立合いでやってまいりました。
面積、性能は以下の通り。
延床面積:35.5坪
UA値:0.35W/㎡K
C値:0.3㎠/㎡
検査立合い後に何枚か撮ったのでこちらでご紹介。
正面南側。
植栽工事がまだなので、緑がないとやっぱり何か欠けている感じがしてしまいます。
建物はほぼ真南に正対していて、撮影は11時前くらいかな。
下屋があり、軒の出も深めの住宅ですが、9月も中旬になると1階窓からかなりの日射がある事が分かります。
今は温暖化の影響で9月でもまだまだ暑いので、下屋でもアウターシェード(日除け)を設置しました。
玄関土間。
土間内で植物を育てるということで広めの土間です。
明るすぎて写真が白飛びしてしまうのでアウターシェード(日除け)を下げてますが、それでも明るく清々とした玄関になりました。
土間の緑と、外構植栽の緑が入るととても生き生きとした空間になると思います。
照明つけるとこんな感じ。
ちょっとだけ彫りの深い表情になります。
天井左側に通してあるダクトレールは植栽用。ここから必要な場所に照明器具を垂らしてオンオフタイマーにて管理する。
日向ぼっこさせたい時は、テラス窓から直ぐに外に出せる。
土間からリビングを見る。
奥に和室があるが、右手奥のダイニングと有機的に繋がりのある空間になっている為、よりLDKの一部という感じが出てくるが、同時に襖を閉めた時の和室としての落ち着きも欲しいので、どこをどの程度仕切るか、開放するかは悩んだところですが、想定どおりに程よい繋がりと落ち着きがある空間にできました。
和室。
北側ですが、空が抜けているので大き目の窓を配置。
トリプルガラスなので真冬に窓際にいても寒さはほぼ感じません。
ダイニング。といっても照明にピントがあってますが…。
実はこのダイニング、奥まった所にあり窓がないのですが、和室側の光が漏れて十分明るい。
且つ、(写真では完全に白飛びしてますが)窓からは抜けるような空が見えます。
今回初めてルイスポールセンのAJロイヤルを採用。
良きかな。
リビング。
階段1段目がそのまま伸びて、3.6mのテレビカウンターになっている。
土間とリビングは建具なしで繋がっているが、左手の下足棚のおかげで玄関付近にいる人と目線は合わない。
でも天井は繋がっているので分断されている感じはなく、ゆるゆると繋がっている感じ。
この辺は(たぶん)高性能住宅あるあるだけど、プライベートの為の間仕切や建具は必要だが、冷暖房のための物は不要という前提の間取りです。
キッチンからリビングを見る。
土間~リビング(階段)~和室~(右手の)ダイニングまで全て見渡せるキッチン。
もちろん、Ptや脱衣、トイレ、洗面にも容易にアクセスできる間取りになっています。この辺はほぼどの家でも言える事です。
ちなみに室内の温湿度。
小屋裏エアコン1台(24℃設定)
室温23.1℃、湿度65%(13.4g/m3)
この日は外気温35.8℃、湿度51%(21g/m3)だったので、悪くない数値だと思います。
エアコンのドレン水量を測らなかったけど、恐らく毎時1L強の除湿は出来ているかなと。
まだ外構植栽工事が残っていますが、引渡しまで引き続き粛々とやって行きます。